訴状送達後に弁護士相談前に用意する住宅ローン審査向け証拠パッケージ(テンプレ付) 訴状送達後の住宅ローン審査向け証拠パッケージ作成テンプレ付

訴状送達後に弁護士相談前に用意する住宅ローン審査向け証拠パッケージ(テンプレ付) 訴状送達後の住宅ローン審査向け証拠パッケージ作成テンプレ付 督促/法的手続き

私が訴状送達を受けた際、弁護士相談前に自分で表紙・要約・時系列・重要書類を整理した説明用証拠パッケージを作り、住宅ローン担当に渡して審査を円滑に進めようとした経験があります。具体的なテンプレと渡し方を用意したので、以下で実例と雛形を示します。

これは筆者の体験であり、すべての事例に当てはまるとは限りません。

筆者の体験であり一般化不可

目的と全体像(簡潔に)

訴状や差押えがある状況でも、住宅ローン担当者に誤解なく事情を伝えるための「説明用証拠パッケージ」を自分で準備することを想定します。私の経験では表紙→要約1枚→時系列→重要書類の順にまとめ、担当者の確認負担を下げると相談がスムーズになりました。

パッケージの構成(テンプレ)

表紙(1枚)

  • 書式例:文書タイトル(住宅ローン説明用証拠パッケージ)
  • 氏名/連絡先(携帯、メール)
  • 物件住所・ローン契約先(金融機関名、支店)
  • 作成日と簡単な目的1行(例:弁護士相談前に事情を説明するため)

要約1枚(ワンページ)

  • 現状の一行サマリ(例:訴状送達+差押えあり/個人再生手続中)
  • ローンの状況(残債、支払い遅延の有無、差押えの有無)
  • 現在の対応(弁護士相談予定日、異議申立ての有無など)
  • 重要書類リスト(添付する書類名とページ番号)

時系列(年・月単位で簡潔)

  • 例:2019/03 ローン契約、2023/06 支払滞納、2024/02 訴状送達、2024/04 差押え
  • 各項目に「対応状況(誰が、何をしたか)」を短文で付記

添付すべき重要書類と記載例

  • 個人再生認可関係:認可決定書の写し(ページと日付を明記)
  • 完済証明:当該債権に対する完済証明がある場合は原本または写し
  • 差押え解除証明:差押えが解除済みなら解除証明の写し、手続き中なら状況説明
  • 収入証明:直近の源泉徴収票、確定申告控え、給与明細など(写しで可)
  • 訴状・答弁書等:訴状の写しと重要な日付(送達日)を明示
  • その他:債務整理関係の和解書や過去の支払計画の写し

渡し方テンプレ(対面・メール両対応)

対面で渡す場合

  • 事前に担当者に「説明用の簡易資料」を用意している旨を伝える
  • 紙はクリアファイルにまとめ、表紙と要約を最初に提示する
  • 確認してほしい箇所を付箋で指示すると担当者の負担が下がる

メールで送る場合(PDF送付例)

  • 件名例:住宅ローン関係の事情説明資料(氏名・物件住所)
  • 本文例:挨拶→同封資料の説明(表紙・要約・時系列・添付一覧)→返信期日の希望
  • 添付は一つのPDFにまとめ、ページ番号と目次を付けると親切

弁護士相談を効率化するために私が気をつけた点

弁護士相談前に上記パッケージを揃えておくと、初回面談での情報共有が早まりました。特に要約1枚で「現在の障壁」と「相談で決めたいこと」を明示すると、弁護士が優先順位を付けやすくなる印象でした。差押えが関わる場合は解除手続きや異議申立ての状況を明確に書くと後工程が見えやすくなります。

最後に(注意点)

あくまで私の体験に基づく整理法です。状況により必要書類や手順は異なるため、可能であれば早めに弁護士へ提示し、専門的な指示を仰ぐことをおすすめします。

▼自己紹介/体験まとめ:https://myhome-black.net/syokai/

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